パーキンソン病について


パーキンソン病とは、脳内で中脳の黒質という部分の神経細胞の数が減ることが原因と言われています。ここの神経細胞は、ドパミンという神経伝達物質を作ります。パーキンソン病では線条体のドパミンが減少します。ドパミンは、脳において、運動の仕組みを調節するような働きを担っているため、ドパミンが減ることにより、動きが遅くなったり、体の緊張が高くなったりします。一部のパーキンソン病は遺伝子が原因で発症することがわかっていますが、多くは原因不明です。

10万人あたり100~150人の方がこの病気にかかっているといわれています。50~65歳に発症することが多く、患者さんは年をとるにしたがい増える傾向にあります。

また厚生労働省の「特定疾患」に指定されており、ヤールの重症度分類III(3)度以上になる治療費の補助も受けられます。無用な不安を抱かず、積極的な生活を送りましょう

パーキンソン病4大徴候

 パーキンソン3

Hoehn・Yahr(ホーン・ヤール)の重症度分類

 パーキンソン図2

オンオフ現象

今までパーキンソン病の改善症状が見られた薬物を内服しているにもかかわらず、突然スイッチがオフになったように薬剤の効果が無くなったり、そしてまた突然スイッチがオンになり薬剤の効果が表れたりすることを、オン・オフ現象といいます。

オン・オフ現象は、パーキンソン病を長期間治療している人に起こる症状です。パーキンソン病患者はオン・オフ現象にもうまく対応していかなくてはなりません。ケース・バイ・ケースですが、薬を切り替えることで改善される場合もあります。

自分自身がパーキンソン病とうまく付き合う最善の方法として、やはり主治医の存在が挙げられます。お互いに情報を共有することによって治療に取り組めれば、必ず良い処方が見つかると思います。

推奨されている訓練

筋力増強訓練  グレード
バランス訓練 グレード
全身運動 グレード
トレッドミル歩行 グレード
感覚刺激 グレード
ダンス グレード

(パーキンソン病 理学療法診療ガイドライン参照)



投稿日:2015-02-03 | Posted in OT通信No Comments » 

関連記事