障害者スポーツ②~作業療法という仕事が、もっとカッコよくあるために!~

皆様、大阪保健医療大学の足立と申します。障害者がスポーツを通して健康増進と社会参加を実現するような事業を展開しようと思い、スポーツ好きな作業療法士や理学療法士と共に、「特定非営利活動法人 障がい者スポーツ Friendly Action」を設立し、様々なプロジェクトを展開しております。
今回は、そのプロジェクトの一つである「つながりプロジェクト」について紹介いたします。

つながりプロジェクト2015

本プロジェクトは、INAC神戸レオネッサの若手選手が兵庫県内の介護老人保健施設や医療機関を訪れ、高齢者と一緒に応援グッズ作成等の作業療法に参加し、生活の中で役割を実感し、生きがいを感じてもらうことを目的にしています。

これは、高齢者だけでなく、地元女子プロサッカーチームと高齢者と作業療法士とがつながり、互いに応援し合うプロジェクトです!

介護予防にもつながる

厚生労働省は、これからの介護予防について以下のように報告しています。正に本プロジェクトは介護予防にもつながります。

介護予防の理念

  • 介護予防は、高齢者が要介護状態等となることの予防又は要介護状態等の軽減若しくは悪化の防止を目的と して行うものである。
  • 生活機能の低下した高齢者に対しては、リハビリテーションの理念を踏まえて、「心身機能」「活動」「参加」 のそれぞれの要素にバランスよく働きかけることが重要であり、単に高齢者の運動機能や栄養状態といった心身機 能の改善だけを目指すものではなく、日常生活の活動を高め、家庭や社会への参加を促し、それによって一人ひとりの生きがいや自己実現のための取組を支援して、QOLの向上を目指すものである。

これまでの介護予防の問題点

  • 介護予防の手法が、心身機能を改善することを目的とした機能回復訓練に偏りがち

であった。

  • 介護予防終了後の活動的な状態を維持するための多様な通いの場を創出することが必ずしも十分でなかった。
  • 介護予防の利用者の多くは、機能回復を中心とした訓練の継続こそが有効だと理解し、また、介護予防の提供 者の多くも、「活動」や「参加」に焦点をあててこなかった。

これからの介護予防の考え方

  • 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく、生活環境の調整や、地域の中に生きがい・役割 をもって生活できるような居場所と出番づくり等、高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めたバランスのとれたアプローチが重要であり、地域においてリハビリテーション専門職等を活かした自立支援に資する取組を推進し、 要介護状態になっても、生きがい・役割を持って生活できる地域の実現を目指す。
  • 高齢者を生活支援サービスの担い手であると捉えることにより、支援を必要とする高齢者の多様な生活支援 ニーズに応えるとともに、担い手にとっても地域の中で新たな社会的役割を有することにより、結果として介護予防 にもつながるという相乗効果をもたらす。
  • 住民自身が運営する体操の集いなどの活動を地域に展開し、人と人とのつながりを通じて参加者や通いの場が 継続的に拡大していくような地域づくりを推進する。
  • このような介護予防を推進するためには、地域の実情をよく把握し、かつ、地域づくりの中心である市町村が主 体的に取り組むことが不可欠である。

 また厚生労働省が公表した「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~」にもつながりそうです。

ホームゲームへLet`s go

若手選手が高齢者と作業療法している模様は、ノエビアスタジアム神戸でのホームゲームのハーフタイムにオーロラビジョンで紹介されます。個人的には、INAC神戸レオネッサのホームゲームで作業療法のカッコいい場面が映し出されるのが快感です!これまでの印象では、作業療法へ参加された若手選手が試合に出場し、活躍する確率が高いような、「これもOT効果?」(言い過ぎか・・・)

本企画もW杯で中断していましたが、9月27日のホームゲームから再開いたします。

是非、ノエビアスタジアム神戸で、INAC神戸レオネッサとリハビリに励む高齢者と作業療法を応援しに行こう!

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投稿日:2015-07-23 | Posted in OT通信No Comments » 

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