認知症予防について


認知症は世界的にも増えてきており、WHOが2012年に約3,560万人いる世界の認知症患者数は2030年に6,570万人と倍増し、2050年には1億1,540万人と3倍に増加するとの試算を発表しました。

日本でも65歳以上の高齢者人口は年々増加しており、厚生労働省が2010年に将来予測をたてたデータでは、日常生活自立度Ⅱ以降の認知症高齢者数が2015年には345万人、2020年には410万人、2025年は470万人という集計結果を発表しています。


認知症の予防の重要性も最近はよく聞きます。今回は認知症の予防について少し紹介しようと思います。

身体機能で認知症関係が深いものの一つに筋力低下があるといわれています。筋力低下は認知症のリスクを高め、筋力が高い人と、筋力が低下している人を比較した調査では、筋力低下している人の方がアルツハイマー病になる確率が61%も高かったそうです。

また具体的にどの部位の筋力低下がアルツハイマー病のリスクを高めるのかという調査では「握力低下」がアルツハイマー病の発症を高めるという結果がでたとのことでした。 
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なぜ握力が低下すると認知症になりやすいのか? その具体的な理由 はまだ分かっていない部分も多いようですが、ペンフィールドのホムンクルスでも人間の大脳皮質運動野の相当領域は「舌」と「手」に”神経細胞”がたくさん集まっています。

よく話す人はボケにくいというのもただ人と話すことで脳の言語野が活性化する だけでなく、「舌」を動かすことも関係していると考えられます。

つまり高齢になっても、力強い手を維持し続けることで、神経細胞も活発になっているかもしれません。また細かな動きが可能な手をしっかりと使い込むことで、脳を活発にしてアルツハイマー病対策になる、と考えます。
作業療法で趣味活動である編み物をするや調理をすることも認知症予防になると思います。




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投稿日:2015-09-17 | Posted in OT通信No Comments » 

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