水分補給の重要性について


人間は水分なしでは生きられません。

人間の体内には体重の約55~60%が水分であるといわれています。

体重50kgの人なら、約30リットルの水が体内にあります。約3分の2が細胞内液で、4分の1が細胞間液、残りの12分の1が血漿中にあります。






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体内での主な水の働き

①食物が消化されていく過程で作用するさまざまな酵素が潤滑に酵素反応できるように場を提供する



②栄養物やホルモンなどを溶かし、血液などの形で体、全体に運搬する



③体内の不要物を尿または便として排泄するのを助ける



④汗をかくなどして体温調節をする

水分が不足するとどうなる?

水分が不足しているとどういった症状がでるのか少しまとめてみました。



①口が渇く



②頭痛、倦怠感などが生じる



③舌、唇、皮膚が乾燥し潤いがなくなる



④尿量が減少する



⑤せん妄



また水分が過剰な状態ではむくみや、頻尿、呼吸困難等の症状が出現します。

高齢者と水分補給について

高齢になると一日の食事摂取量、水分摂取量が減ることで水分の総摂取量が減ります。



それだけではなく筋肉量の減少、腎機能の低下に伴い体内の水分量が減少します。



摂取量と体内にある量が減るだけでも注意が必要なのですが、それに加えて高齢者は喉の渇きを感じにくくなるばかりか、夜中にトイレに起きるのが億劫であったり失禁等も増えたりするために自ら水分を控えようとする傾向にもあります。



そのような状態が多い高齢者は常に体内の水分不足になりがちなため、脱水症や脳梗塞、心筋梗塞といったリスクが非常に高くなるのです。



人間は成人の場合、水分が体重の50~70%を占めています。

この水分量は加齢によって減少し、 高齢者の場合は50%程度と言われます。



体内の水分量が少ない高齢者にとって、 こまめな水分補給はとても大切です。

加齢によって、体重における体内の水分量の比率は減少します。



体内の水分量が約50%しかない高齢者は、 脱水症になりやすいのです。 また、喉の渇きを感じる「口渇中枢」も減退します。



すると、実際には水分が必要であっても、 本人は喉の渇きを感じないという状況が生じてしまうでしょう。 水分が失われても体が渇いていることを自覚しにくいため、 水分の摂取が遅れることが多くなります。

療法士が訓練する前にも対象者さんの水分状態をチェックすることが重要となります。 みなさんはチェックしていますか?







投稿日:2016-03-09 | Posted in OT通信No Comments » 

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