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腰痛の治し方-作業療法士が教える本当の腰痛の治し方

モットン

モットンはへたりにくい?モットンの寿命やへたりの原因を徹底解説!

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へたりやすいマットレスとは?

どんなマットレスでも長い期間使用していれば必ずへたってしまうものです。成人男性であれば60~80㎏程度の体重を毎日支え続ける訳ですから、長期使用によるマットレスのへたりは避けては通れない問題です。

そもそもへたりやすいマットレスとはどのようなものなのでしょうか?マットレスはモットンや雲のやすらぎプレミアムに代表される高反発マットレスとトゥルースリーパーなどに代表される低反発マットレスに分けられます。高反発マットレスは反発力が高く比較的硬い素材を使用しているため身体の沈み込みによる変形が少なくへたりにくいという特徴があります。逆に低反発マットレスは反発力が低く柔らかい素材を使用しているため身体の沈み込みによる変形が大きくへたりやすいという特徴があります。これらの理由から低反発マットレスに比べて高反発マットレスのほうがへたりにくく長持ちするという事がわかりますね。

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へたったマットレスを使い続けるとどうなる?

へたりが進んだマットレスを使い続けることは当然ですが体に良くありません。せっかく高い金額で腰痛対策マットレスを購入したにも関わらず、経年劣化でへたりきったマットレスを使用し続ければ腰痛は改善するどころか悪化してしまう危険性さえあります。

人間の身体は各パーツによって重さが異なります。就寝時、一番重いとされる腰部付近には体重の約44%もの圧力がかかっています。当然その部分はマットレスのへたりが進みやすく、へたってしまうと腰部が必要以上に沈み込んでしまいます。その結果、理想的な就寝姿勢のバランスが崩れ、寝ている間に腰部への負担が増大してしまうため腰痛が悪化してしまうのです。

詳しく解説するとマットレスのへたりによる腰痛発生のメカニズムはこうです。人間の脊柱は横から見るとS字の形状をしています。腰椎は生理的に前弯しており前に凸の緩やかな彎曲を呈しているのが理想的です。マットレスのへたりにより腰部が必要以上に沈み込んでしまっては生理的な前弯が無くなってしまうため、腰部周囲の筋肉は過剰に緊張してしまいます。過緊張の状態が続くと筋肉の血流不全による発痛物質の停滞を招き、寝ている間に腰に痛みを蓄積してしまうといった具合です。

このようにへたりが進んだマットレスを使用し続けることはオススメできません。その場合は買い替える必要があります。今からマットレスの購入を検討している方はへたりにくくいマットレス購入し、正しい方法で長く使えるように心がけることが大切です。

マットレスの寿命を見分けるポイントは?

では、いつがマットレスを買い替える適切なタイミングなのでしょうか?それにはいくつかのポイントがあります。

マットレスの寿命を見分けるポイント

○中央部分が凹んでしまった

○体の跡が残るようになった

○寝返りの回数が増えた

○中央部分が凹んでしまった

マットレスの中央部分が凹んでしまったら買い替えのタイミングです。腰部は体の中でも重くマットレスの中央部は凹みやすくなっています。その状態はマットレスの反発力が低下した状態となりますので、良好な就寝姿勢を保つことが困難となります。

○体の跡が残るようになった

この状態もマットレスの反発力が弱くなってきた結果です。身体の跡が残るようになったマットレスでは寝返りの際の十分な反発力を得ることができません。その結果、寝返りの際に余分なエネルギーを消費しますので、安眠を妨げてしまいます。

○寝返りの回数が増えた

寝返りの回数が増えたという事は、良好な就寝姿勢をとる事ができていない証拠です。睡眠時の理想的な寝がえりの回数は約20回前後だと言われています。寝返りの回数が増え、更に寝返りがスムーズに打ちにくいとなれば寝苦しさは増大し、リラックスした状態で眠ることが困難となります。

以上3点がマットレスの寿命を見分けるポイントとなります。

モットンの寿命は?寿命を延ばすにはどうすればいい?

今までマットレスのへたりの原因や寿命について書いてきましたが、腰痛対策マットレスとして人気のモットンのへたりやすさや寿命はどうなのでしょうか?詳しく解説いたします。

モットンは他のマットレスに比べても寿命が長く、へたりにくいという特徴を持っています。公式ホームページには耐久試験の結果が載せられており、へたりを判断する基準の歪み率が3.9%と非常に低い値をたたき出しています。これは他の布団に比べて約3倍の耐久性があるということを示す値だそうです。

モットンの硬さは110~170Nと高く、高反発マットレスとして十分な硬さを有しています。マットレスの硬さ=へたりにくさと捉えることができるため非常にへたりにくいマットレスであるということが分かりますね。またモットンの素材として使用されているウレタンフォームの密度は30Dと最高クラスであり、へたりにくさは高反発マットレスの中でも最高レベルです。

モットンの寿命は約10年と非常に長く、他の低反発マットレスが3年までにへたってしまうことを考えれば非常に優秀だという事が分かると思います。

モットンは使い方次第で、より長くへたることなく使用することが可能です。その方法についてご説明いたします。

○湿気対策のために定期的に陰干しを行う

モットンの素材は湿気に強いものを使用しています。しかし、長年同じ場所でいわゆる万年床のような状態で使用していると床面に多少の湿気が溜まってしまいカビが発生してしまう危険性もあります。週に1回程度は直射日光の当たらない風通しの良い場所で干す作業を行ってください。ウレタン素材にカビがすると劣化が早く進行し反発力にも影響が出るため、長く使用するためには必要なお手入れとなります。天日干しを長時間してしまうとマットレスが痛む原因となりますので、必ず陰干しでお願いいたします。

○表裏・上下をひっくり返して使う

いくら反発力や復元率が高いモットンでも長い期間同じ箇所に圧が掛かり続けてしまってはへたりの原因となってしまいます。マットレスが受ける身体の重い部分の圧を分散させるため定期的に表と裏、そして上下をひっくり返しながら使いましょう。そうすることである特定の部分だけがへたるという問題も回避することができます。

これら2つの対策をおこなうだけで、より長く寿命を延ばすことが可能となります。

使い方を正しく守り、良い状態で使うことで腰痛を改善につなげていきましょう。

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