脳卒中片麻痺に対するボバースアプローチ〜姿勢コントロールの観点からADL動作について考える〜


2月6、7日の2日間、京都にてリハガクセミナー【脳卒中片麻痺に対するボバースアプローチ〜姿勢コントロールの観点からADL動作について考える〜】を開催致しました。

作業療法士でボバース国際認定インストラクターである小野剛先生に講師を務めていただき、姿勢コントロールの観点から片麻痺患者のリハビリテーションの方法やポイント、ハンドリングの基礎などについて2日間みっちり指導していただきました。
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脳卒中片麻痺のリハビリテーションでは麻痺側の治療ばかりに焦点を当ててしまいがちですが、予測的姿勢制御機構(APAs)に着目し非麻痺側の姿勢コントロールを徹底的に治療することが重要であるというお話は非常に説得力があり、臨床での治療場面に必ず活かすことができる内容だったと思います。
また、実際の片麻痺患者様にご協力いただき、小野先生の実際の治療場面を見学させていただきました。説明を交えながら、何を意図してこの治療を行っているのか、治療前後の動作の変化などを見せていただける機会を作っていただきました。このようなチャンスは滅多にないことなので、とても良い学びの時間になったことと思います。
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今回講師をしていただいた小野先生がセンター長を務めるKNERC(ネルク)では、脳卒中患者様に無償でリハビリを提供してます。
http://www.knerc.or.jp/index.html
ネルク主催の勉強会も随時募集しておりますのでご興味のある先生はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

最後に今回講師を引き受けて下さった小野先生、受講生の学びを深める手助けとなって下さったアシスタントの先生方、受講していただいた皆様、2日間ありがとうございました。


投稿日:2016-02-08 | Posted in 過去セミナーNo Comments » 

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