作業科学から考えるADLアプローチ
本日は岡山にてリハガクセミナー【作業科学から考えるADLアプローチ】を開催いたしました。
講師は関西福祉科学大学の酒井ひとみ先生に務めていただきました。
導入では作業科学の誕生からその歴史について教えていただきました。
歴史から知ることで、現在の作業療法についても違った視点で考える事が出来たと思います。
また、作業療法士とは何をする人なのか?
そもそも、作業とはなんなのか?意味のある作業とは?という点についても詳しく丁寧に教えていただきました。
演習では、ペアとなり作業分析を行うことで、実践で考えていく理論や、コミュニケーション方法についても深く理解する事が出来たと思います。
評価学では、OTIPMについて教えていただき、その中で利用するCOPM、AMPS、ESIについても教えていただきました。
どれも、作業を分析する事のできるOTだからこそ、使う事ができ、最大限に活用していけるものだと感じました。
しかし、使用時の注意点など、正しく理解する必要があるため、今後さらに評価法についても学んでいきたいと感じました。
また、クライアント中心に作業や作業ニードについて考える事で、クライアントの心を動かす事のできる「作業」が提供でき、意味のある作業になるのだと感じました。
今日一日を通して【作業には力がある】その力を与えてくれる作業をどのように分析し、活用していくのかという事が作業療法士としての大きな役割の一つだと感じました。
講師を務めていただきました酒井先生、ご参加いただいた受講生の皆様、本日はありがとうございました。
最後に本日講師を務めて下さいました酒井先生が今後行う講習会についてもご案内させていただきます。
詳細情報については下記URLよりご覧下さい。
日本作業科学研究会
URL:http://www.jsso.jp/courses_seminars.html